イタリアメディアは、ミランMF本田圭佑の移籍の可能性が高まっているとみているようだ。イングランド移籍の選択肢も消えていないと、イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

　本田は今季も不調のミランで、出場機会に恵まれないなど自身も調子をつかめていない。セリエAで現在3勝4敗のチームで4試合無得点。現地時間4日のナポリ戦後にはクラブに辛辣な言葉を残し、イタリアでも大きな騒ぎとなっている。

　イタリアメディアは、本田の発言に対してクラブから罰金処分が課される可能性などを報じている。12日にも、日本代表から戻った後で事情聴取が行われると報じられた。

　このように逆風にさらされる本田が、1月には移籍するのではないかとの見方が出ている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、その行き先が国外になるとみる。今夏にも噂されたイングランドのエヴァートンやトッテナムが、関心を抱き続けている可能性を指摘。ただし、本田はリーガエスパニョーラを好むとし、バレンシアも候補に入れている。

　噂はさまざま飛び交うが、本田が簡単ではない状況に置かれていることは確かであるようだ。本田ら日本代表は13日にはイラン代表と親善試合に臨む。代表戦終了後、ミランは17日にトリノとのアウェー戦に臨む。

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