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敗退危機のオランダ、デパイとファン・ペルシーが衝突

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 オランダ代表のダニー・ブリント監督が同代表のFWメンフィス・デパイ(マンチェスター・ユナイテッド)とFWロビン・ファン・ペルシー(フェネルバフチェ)がいさかいを起こしていたことを認めた。英『スカイスポーツ』や『デイリーメール』が伝えている。

 10日に行われたカザフスタン戦(2-1)前の練習で2人は衝突。ピッチ上で激しいやり取りがあったようだ。しかし、指揮官は「練習で選手同士の意見が食い違うことは時々起こる」と説明し、「これはもう終わったことだ」とキッパリ。問題はないことを強調した。

 デパイがPSVからユナイテッドへ加入するのと時を同じくして、ファン・ペルシーはユナイテッドを去っており、オランダ代表新旧エースの不仲は以前からささやかれていた。

 またこの後に行われたカザフスタン戦でファン・ペルシーはベンチスタートとなっていたが、指揮官は騒動による影響を否定。「彼はプレーするに十分な状態ではなかった。長い間に渡って、痛みのない状況でプレーしていないという事実があるからね」と話し、あくまでフィジカルコンディションの影響でファン・ペルシーをベンチスタートさせたと主張した。

 オランダは13日のEURO2016予選でチェコと対戦。A組で4位に沈むオランダがプレーオフ圏内となる3位に浮上するには、13日の最終節でカザフスタンに勝ったうえで、勝ち点2差で追う3位トルコがホームでアイスランドに敗れる必要がある。


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