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ロナウド氏も低調なセレソンを批判 「ここ最近で最も期待を感じさせないチーム」

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 不振の続くブラジル代表に、かつてのスター選手たちからも厳しい批判の言葉が向けられている。元同国代表エースストライカーのロナウド氏も現在のチームを酷評した。

 昨年の自国開催のワールドカップ(W杯)準決勝でドイツに屈辱的な大敗を喫して以来、国民の期待を裏切り続けているブラジル代表。ドゥンガ監督就任以来親善試合では10連勝を収めたが、肝心なところで力を発揮できず、コパ・アメリカではパラグアイに敗れて準々決勝敗退に終わった。

 さらに8日に行われたロシアW杯南米予選の初戦でもチリに0-2で敗戦。レジェンドのペレ氏も、ブラジルは今でも「フットボールへの情熱を失っていない」としながらも、チームとして良いプレーを見せられていないと嘆いている。

 ロナウド氏も、現役時代のセレソンでチームメートだったドゥンガ監督のチームに失望しているようだ。ブラジル『SportTv』で次のように述べたとして、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

「ドゥンガの代表は最も失望を感じさせるチームだ。ここ最近で、最もサポーターに期待を与えられていない代表チームだよ」

「今のブラジルのプレーはチリやアルゼンチンやウルグアイやコロンビアに劣っている。このまま続くようだと大きな困難を抱えることになるだろうね」

 南米予選を黒星でスタートさせたブラジルは、13日に行われる第2節の試合でベネズエラと対戦。ホームでの試合で批判を跳ね返すような戦いぶりを見せられるだろうか。
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