イタリアのマエストロ、MFアンドレア・ピルロがブラジルでプレーする可能性があった? パルメイラスの会長が、驚くべきプランがあったことを明かした。

　ピルロは昨季、チャンピオンズリーグ決勝を最後にユヴェントスを離れた。新天地を、アメリカのMLSに求めたのだ。

　実はこの名手、北米ではなく南米でプレーする可能性があったという。しかも、FWディディエ・ドルグバやFWサミュエル・エトーといった他の世界的名手にもブラジル行きの可能性があったという。ブラジル『ガゼータ』に、パルメイラスのパウロ・ノブレ会長が語っている。

「ピルロとドログバ、エトーの世話をしているスタッフが、契約を満了した後の彼らについて興味があるかと、パルメイラスにコンタクトを取ってきたんだ」

　ただし、問題があった。高額な年俸である。

「だが、年俸が膨大過ぎた。契約に至る可能性は、露ほどもなかったよ」

　かつては、ミランなどで活躍したMFクラレンス・セードルフもブラジルでプレーした。優雅なMFの南米でのプレーを見たかった気もするが…。