“クラブオーナー”デイビッド・ベッカム氏には、思い描くクラブがある。自らの古巣のようなクラブを、アメリカにつくりたいと考えている。

　ベッカム氏はMLSクラブのオーナーになる。2018年シーズンから参戦するチームを、マイアミに持つ予定だ。

　目指すクラブは明確だ。イギリス『デイリースター』に、以下のように語った。

「プロフェッショナルに運営されるクラブにしたい。すべてがマンチェスター・ユナイテッドのように進められる必要がある」

「幸運はことに、私にはそういう分野での経験が少しある。間違いなく要求の高いオーナーになるよ。チームに成功してほしいし、クラブにも成功してほしいから、要求しなければいけないと思う」

　ただし、分はわきまえている。さまざまなクラブでプレーした経験があるからだ。

「でも、選手のプレーの仕方などといったチームの決定には、絶対に一切口を出したりしないよ」

　クラブの名前は、まだ決まっていない。ファンのさまざまなアイディアは耳には入ってきている。

「マイアミ・バイスという名前を実際に聞いたよ。マイアミ・レッズにならないかって? マイアミ・ユナイテッドというのも聞いたね。どうなるだろうね」