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イングランド代表に誘われていたウェールズの星・ベイル「1秒で断った」

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 レアル・マドリーに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルはかつてイングランド代表にも誘われていたが、それは「ありえない選択肢」だったという。英『ミラー』が報じた。

 祖母がイングランド人であるベイルはイングランド代表を選ぶことも可能だったが、生まれ故郷のウェールズで代表になることを決意。16歳315日で迎えた2006年5月25日のトリニダード・トバゴ戦で同国史上最年少デビューを果たしている。

 過去を振り返ったベイルは「当時はとても若かったし、僕には代理人がいた。だけど、会話は文字通り1秒で終わったよ」と言い、「僕はただこう言った。『止めろ。それはありえない』ってね」と当時のやり取りを明かした。

「僕はウェールズ出身だし、ウェールズを愛している。誰もが僕のウェールズにかける想いの強さは知っているはずだ。僕の祖父母はイングランド人だけど、僕はウェールズ人だ。そういうことだよ」

 2005年7月にサウサンプトンでプロとしてのキャリアをスタートさせ、2006年4月17日に16歳275日でプロデビューしたMFだったが、イングランド代表を選ぶことは「ありえない選択肢だった」とキッパリ語った。

 ベイル擁するウェールズ代表はEURO2016予選で躍進をみせると、初の本大会出場を決めた。ベイルは「本選に出場できるなんて、まだ夢のように感じている。毎回僕らはやれるって言ってきてはいたけど、今回はいつもよりも自信があった」と言う。

 1958年W杯スウェーデン大会以来となる主要国際大会出場を勝ち取ったウェールズの星は「代表での試合経験が50試合を超える選手が何人か出てきたけど、同時に周囲からの期待も毎試合高まってきていた。僕らはとにかくその期待に応えようとしてきたんだ」と微笑んだ。


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