beacon

2度の逸機を悔やむ武藤「FWとして決め切れるように…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.16 ブンデスリーガ第9節 マインツ0-2ドルトムント]

 ブンデスリーガは16日、第9節1日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでドルトムントと対戦し、0-2で敗れた。武藤は1トップで先発したが、得点に絡めず、後半38分に交代した。

 2度の逸機を悔やんだ。前半6分、左サイドをオーバーラップしたDFピエール・ベングトソンの折り返しに走り込み、左足で合わせたが、シュートはミートし切れず、GKにキャッチされた。

「もう少し前にボールが来てくれれば最高だったけど、(クロスが)マイナスになってしまって、うまく当てることができなかった」

 立ち上がりの決定機の場面を振り返る武藤は「だけど、そういうズレは絶対に生じるし、すべてがすべて思いどおりのところにボールが来るわけではない。フォワードとして決め切れるようにしていかないといけない」と反省した。

 1点ビハインドで折り返した後半にもチャンスはあった。後半14分、MFユヌス・マリのラストパスに反応。DFマッツ・フンメルスと競り合いながらゴール前に抜け出し、フィニッシュにまで持ち込んだが、シュートは至近距離でGKに阻まれた。

「どこを狙えばいいか分からなかった。キーパーの位置も近かったし、(GKを)かわすべきだったのか、上をチップで狙うべきだったのか。もう一回しっかり(映像を)見直したい。どっちが正しかったか今は分からないけど、ああいうチャンスは少ないと思うので、ああいうのを入れていかないといけない」

 これで6試合連続のノーゴール。チームも最近4試合で3度目の無得点に終わり、1勝3敗と失速気味だ。1トップを任されている武藤は、自分自身の結果もチームの結果も出ない現状に責任を感じていた。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2015-16特集

TOP