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遠藤の500試合出場に花添える…G大阪、ホームで浦和撃破

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[10.17 第2ステージ第14節 G大阪 2-1 浦和 万博]

 J1は17日、第2ステージ第14節を行い、万博記念競技場ではガンバ大阪浦和レッズが対戦し、G大阪が2-1の勝利を収めた。なお、この試合に先発出場したG大阪MF遠藤保仁がJ1通算500試合出場を達成した。

 FWパトリック、MF倉田秋を出場停止で欠くホームのG大阪がいきなり試合を動かす。右サイドでボールを受けたMF阿部浩之が前線にパスを送ると、遠藤がゴール前に走り込んだもののボールには触れず。GK西川周作は反応し切れずにボールはそのままゴールマウスへと吸い込まれ、スコアは1-0となった。

 対する浦和はなかなか決定機を創出できず。前半32分にはFW興梠慎三がミドルレンジから狙い、同37分にはDF森脇良太のクロスからDF槙野智章がヘディングシュートを放ったが、ともにGK東口順昭の守備範囲に飛んでしまった。

 1-0とG大阪がリードしたまま後半を迎えると、リズムを生み出す浦和が好機を作り出す。後半4分、左サイドからFW高木俊幸が蹴り出したFKが直接ゴールを脅かしたものの、東口が反応したボールはクロスバーを叩いて同点ゴールとはいかなかった。さらに同9分には高木のクロスからMF梅崎司がヘディングで狙ったが、ボールはゴール右へと外れてしまう。

 そして、再びスコアを動かしたのはG大阪だった。後半14分、遠藤が蹴り出したFKを同11分に投入されたばかりのFW長沢駿がヘディングで叩き込み、リードを2点差に広げた。さらに同17分にはFW宇佐美貴史のクロスから長沢が決定機を迎えたが、シュートはポストを叩いて追加点とはいかなかった。

 後半31分にはカウンターからG大阪が好機を生み出し、遠藤のパスから長沢が狙ったシュートは距離を詰めた西川に阻まれ、さらにこぼれ球を長沢自らが拾い再びシュートまで持ち込むがカバーに入ったMF柏木陽介にクリアされた。同34分にはMF宇賀神友弥のパスの流れから柏木が決定的なシュートを放つも、東口の横っ飛びのセーブに阻まれる。

 後半アディショナルタイムに槙野のグラウンダーのクロスをFWズラタンが蹴り込んで浦和が1点差に詰め寄る。さらに90+4分にはDF森脇良太のクロスからズラタンがヘディングシュートを放つがポストに直撃。G大阪が辛うじて逃げ切って2-1の勝利を収めた。


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