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UEFAがFIFA会長選でプラティニ氏への支持表明も…FAは保留へ

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 イングランドサッカー協会(FA)は16日、来年2月に行なわれる国際サッカー連盟(FIFA)会長選で、欧州サッカー連盟(UEFA)会長ミシェル・プラティニ氏を、立場が明らかになるまで支持することができないと声明を発表した。

 FIFAに関わる一連の汚職事件捜査で、スイス検察当局から捜査を受けているFIFAのゼップ・ブラッター会長とともに、プラティニ氏も不透明な報酬に関する疑いで事情聴取を受けていた。これに対し、FIFAの倫理委員会は今月8日に両者に90日間の職務停止処分を科していた。

 UEFAは15日に加盟54か国のサッカー協会で会合を行い、「我々は適切な審理手続き、そして公平な裁定、そして自身の汚名を晴らす機会という、プラティニ会長の権利を支持する」と声明を発表。さらに「我々は現在の審理手続きに関わる全ての機関に事件の結論を極めて速やかに、遅くとも2015年11月中旬までに出すことを強く願っている」と迅速な解決を求めた。

 しかし、FAは「プラティニ氏の立場が明らかになるまで、同氏をFIFA会長選で支持することは差し控えるべきという結論に達した」と声明を発表。プラティニ氏への支持を一旦保留にすると表明した。

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