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開幕9連勝の記録更新は気にしないグアルディオラ 負傷者続出には不安も

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 バイエルンは17日、ブンデスリーガ第9節のブレーメン戦に臨む。ジョゼップ・グアルディオラ監督は開幕からの連勝記録の更新を気にすることはないと主張している。ドイツ『シュポルト1』『TZ』などが同監督のコメントを伝えた。

 中断前に行われた前節の試合では、今季の対抗馬一番手となりそうだったボルシア・ドルトムントを5-1で粉砕。この勝利により2012-13シーズンに記録していた開幕8連勝にも並んだ。

 ブンデスリーガ記録の更新が懸かる一戦となるが、グアルディオラ監督は「9勝は私にとって大事ではない」と気にしない様子。「大事なのは我々のプレースタイルだ」と続けた。

 MFマリオ・ゲッツェキングスレイ・コマンはそれぞれ代表チームで負傷。DFメフディ・ベナティア、ホルガー・バドシュトゥバー、ヤン・キルヒホフ、MFセバスティアン・ローデフランク・リベリらも離脱が続いている。苦しいメンバー構成が予想される状況について指揮官は次のように述べた。

「明日に向けてここにいるのはフィールドプレーヤー13人とGK2人だけだ。残念ながら好調だったマリオはいなくなったし、アリエン(・ロッベン)もキングスレーもまだいない。ハビ・マルティネスはここ2、3日練習できていないし、ドグラス・コスタとアルトゥーロ(・ビダル)は昨日南米から戻ってきたばかりだ」

 その厳しい状況の中で、今後3週間でブレーメン戦を含めた7試合を戦わなければならない。

「望ましい状況ではないし、ちょっと心配だね。13人しかいないようだとベストのレベルを目指すのは難しいからね。今まではうまくやってきたが、それは元気な選手が多かったからだ」

「タイトルを狙うためにはメンバー全員が必要だよ。明日の試合に限れば問題はないだろうが、その3日後、またその3日後となれば、やはりもっと多くの選手が必要になってくる」

 バイエルンはアカデミーの施設建設に巨額の投資を行い、若手育成にさらに力を入れていく姿勢を示していることが報じられた。

「そういった設備に資金を投じるのは、同じ金額でスター選手2人を獲得するよりも良いことだと思う。私が育ったのも、ユースアカデミーが何よりも大事だと見なされるクラブ(バルセロナ)だからね」

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