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「オリジナル10」がまた一つ…清水がクラブ史上初のJ2降格

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 清水エスパルスのクラブ史上初となるJ2降格が決定した。J1第2ステージ第14節は各地で9試合を行い、年間順位で最下位の清水はホームで仙台に0-1で敗れた。4連敗で勝ち点を21から伸ばせず、年間15位の新潟が勝ったため清水の年間16位以下が確定。3試合を残して来季のJ2降格が決まった。

 1992年のJリーグ発足から加盟する清水のJ2降格。これでJリーグ創設から参戦する「オリジナル10」のうち、J2降格経験がないのは鹿島、横浜M(現横浜FM)、名古屋の3クラブのみとなった。

 午後2時キックオフの試合で仙台に敗れた清水。午後6時半キックオフの試合で新潟が松本に勝つか引き分けた時点で清水の降格が決定する状況となっていた。今年8月の監督就任後、9試合勝ちなし(3分6敗)となった田坂和昭監督は仙台戦直後のインタビューで「負けたら終わりというのは分かっていた」と、降格決定を覚悟するコメントも残していた。

「率直に言って、力がなかった」と敗戦を受け止め、厳しい表情を崩さなかった指揮官は残り3節に向け、「プロなのでしっかり戦わないといけない。このままじゃ選手も終われないと思う。次の試合に向けて準備したい」と言葉を絞り出した。

[写真]9月26日の清水対広島戦のスタンドで掲げられた横断幕

[J1]第2ステージ第14節 スコア速報

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