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シャルケが10人のヘルタに競り勝ち3位キープ、原口は先発出場

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[10.17 ブンデスリーガ第9節 シャルケ2-1ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは17日、第9節2日目を行い、FW原口元気の所属する4位ヘルタ・ベルリンは敵地で3位シャルケと対戦し、1-2で敗れた。原口は右サイドハーフで先発し、後半36分までプレー。オフに右膝を手術した内田は今節も欠場している。

 ヘルタは前半18分、FWベダド・イビセビッチがMFマックス・マイヤーに対する後方からの危険なタックルで一発退場。試合序盤で数的優位に立ったシャルケは前半27分、MFヨハネス・ガイスの右CKにDFベネディクト・ヘーベデスが頭で合わせ、先制点を奪った。

 数的不利のヘルタは何とか反撃に出たいが、なかなかチャンスをつくれない。それでも10人でシャルケの攻勢に耐え、GKルネ・ヤシュティンが好守を連発。徐々に流れを引き寄せると、後半22分にはDFミッチェル・バイザーの右足ミドルが左ポストを直撃する好機をつくった。

 そして迎えた後半28分、バイザーがワンツーで右サイドを駆け上がり、ゴール前にクロス。ファーサイドに走り込んだFWサロモン・カルーが頭で合わせ、1-1の同点に追いついた。

 原口は後半36分に交代。そのまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイム、シャルケはスルーパスに抜け出したMFレロイ・サネがPA内左に切れ込み、マイナスのクロス。これをマイヤーが左足ダイレクトで押し込み、土壇場で2-1と勝ち越した。

 劇的勝利のシャルケは2試合ぶりの白星で3位をキープ。開幕9連勝の首位バイエルンとは勝ち点8差だが、2位ドルトムントを勝ち点1差で追走している。ヘルタは終盤の悔しい失点で4試合ぶりの黒星を喫した。

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