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ファンの後押しを期待するナポリ監督「サン・パオロが地獄のようになってほしい」

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 18日に行われるセリエA第8節の試合で、ナポリはフィオレンティーナをホームに迎える。マウリツィオ・サッリ監督は首位チーム相手に苦戦を予想しながらも、ホームサポーターの応援が後押しになることを期待している。

 今季のスタートでは出遅れたナポリだが、第4節ラツィオ戦で初白星を挙げてからは3勝1分と好調。一方のフィオレンティーナは5連勝中で首位に立っており、勢いのあるチーム同士の好勝負が期待される。

 サッリ監督は試合前日の会見で次のように語った。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

「明日はサン・パオロが情熱と熱意にあふれる地獄のようになり、我々を引っ張ってほしいと思う。チームにさらなる後押しを与えるためにスタジアムは非常に重要だ。こういう試合ではサポーターが大きな要因となる可能性がある」

「フィオレンティーナは首位に立っており、戦い方を見ればその資格があるチームだ。勝った試合はどれもほぼ圧倒しており、非常に良い状態にあると言える。我々にとっては我慢が必要な試合になるだろう」

 フィオレンティーナのパウロ・ソウザ監督が「ナポリはスクデットを目指すチーム」と述べたことについては次のように返答している。

「フィオレンティーナは去年もナポリより上の順位で終えたし、今年もまだ前にいる。このままならスクデットを勝ち取るのは彼らのはずだよ。だが明日は自分の選手たちを信じて、自分たちのやり方で勝利を求めて戦うつもりだ」

 昨年まで率いたエンポリも含め、フィレンツェ近郊のトスカーナの小クラブを数多く率いていたサッリ監督にとっては特別な相手となる。

「長年フィレンツェから15kmのところに住んでいたので、私にとって普通の試合ではないことは明らかだ。良いところを見せたいとは思うが、明日は何よりナポリにとって重要な一戦だよ」

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