マンチェスター・シティに所属するMFヤヤ・トゥレが『BT』のインタビューでバルセロナに所属するFWリオネル・メッシについて語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

　『BT』でリオ・ファーディナンド氏によるインタビューを受けたY・トゥレ。バルセロナ時代のチームメイトであるメッシについて、「僕が今まで会ってきた中で最高の選手はメッシだね」と言い切った。

「DFパトリス・エブラやFWカルロス・テベスがFWクリスティアーノ・ロナウドの凄さについて語っているのを聞いたことがあるけど、メッシは別次元だ。メッシは天才なんだよ。本物のね。トレーニングでの彼はシンプルなものさ。ボールの扱い方がとてもうまいんだ。常にボールを触っているんだけど、変なことはしたりしない。彼は常に試合のことを考えている」

　また一番辛かった対戦相手にもメッシの名を挙げたY・トゥレは昨季対戦時のエピソードを明かした。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・決勝トーナメント1回戦でシティはバルサと激突。第1戦に1-2で敗れると、第2戦でも0-1で敗戦。2戦合計1-3で敗退を喫している。

　当時を振り返った32歳のMFは「昨年、欧州CLでバルセロナと対戦したときのことだ。実際、これで2年連続で対戦していることになる。ドレッシングルームで、メッシはふざけて僕に『“ナツメグ”(股抜き)を仕掛ける』と言ってきたんだ」と明かした。

「これまでメッシが2人の僕のチームメイトに“ナツメグ”を決めているのを見ていたから、自分もやられると思った。だから彼が僕の近くに来たときは心のなかで叫んでいたよ。『お願いだからやめてくれ。僕には“ナツメグ”しないでくれ』ってね。家族の前で恥をかかされるんじゃないかってヒヤヒヤしていたんだ」

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