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ヤヤ・トゥレ、正当な評価をしないイングランドに「うんざり」

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 マンチェスター・シティのコートジボワール代表MFヤヤ・トゥレが、イングランドでは正当な評価がされていないと主張した。

 Y・トゥレは2010年にバルセロナから2400万ポンド(現在のレートで約44億円)でマンチェスター・Cに加入。2度のプレミアリーグ制覇や、キャピタル・ワン杯の優勝など、チームの中心となって主要タイトルを獲得した。

 しかし、『ミラー』によるとY・トゥレは「僕は幸せではない」と主張。「イングランドでは、調子が悪い時はそのことばかり強調される。逆に良い時は、誰も注目しない。彼らはそうやって、常に僕をイライラさせる手法をとってくるんだ」などと怒りをぶちまけた。

「マンチェスター・Cに2010年に加入してから何シーズンもの間、いろんな人が言っていた。『僕がサッカーを殺している』とね。バルセロナで何か月もプレーしていない状態で僕はやってきた。だけど誰もそれを理解してくれなかった。ジャーナリストたちは僕の給料に関して報道し、適切な金額ではないと批判していた。このクラブに来たばかりにもかかわらず、チームに貢献してタイトルを獲得することができた僕をね」

「みんな僕がマンチェスター・Cにどのような変化を加えることができるのか尋ねてきた。実際は見ての通りだ。僕らはほぼ全てを手に入れるところまでいったんだ。僕だけが活躍したわけじゃないけど、僕の活躍をちゃんと取り上げてくれる人は誰もいなかった。正直に言えば、誰も賞賛してくれないことには傷つけられたよ。少しうんざりしているんだ」

 また、イングランドで生活する子供たちには、サッカーをしないようにと教育していることを明かしている。

「僕が耐えてきたようなことを子供たちにも経験させたくない。これまで十分に傷つけられたからね。彼らには勉強させろと妻には言っておいた。みんな僕のことを幸せだと思っているだろう? 2度のリーグタイトルを経験し、多くの金を稼いだ。しかし僕は幸せではないんだ」


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