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ポグバ、背番号10のプレッシャーを否定 「ただの数字」

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 ユベントスMFポール・ポグバは、今季から背番号10を受け継いだ重圧を感じていると言われる。だが、ポグバ本人は「ただの数字だ」と否定した。

 ユベントスの背番号10と言えば、ミシェル・プラティニ現UEFA会長や元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエーロ氏など、クラブのレジェンドたちが受け継いできた番号だ。昨季まではFWカルロス・テベスが背負い、チームをけん引していた。

 夏に移籍の噂もあったポグバは、その背番号10を引き継ぐことで、クラブへの想いを表した。市場価値が1億ユーロとも言われていたポグバの決断を、サポーターは喜んだだろう。

 だが、テベスやMFアンドレア・ピルロ、MFアルトゥーロ・ビダルといった主力たちが去った今季、ポグバは精彩を欠き、昨季のような輝きを見せることができていない。そのため、背番号10を纏い、チームのリーダーになろうという責任感が、プレッシャーになっているという見方もある。

 しかし、ポグバ本人はスコアレスドローに終わった21日のチャンピオンズリーグ・グループD第3節のボルシアMG戦後、次のように語った。イタリアメディアが伝えている。

「批判? 僕はうまくやりたいだけだ。僕は監督が言うことだけを聞く。ほかの話は聞かない。ピッチでのこと、ベストを尽くすことだけに集中しているんだ」

「背番号10のプレッシャー? 感じていない。ただの数字だ。今日の試合でゴールを決めていたら、背番号のことなんて話題にならなかっただろう。監督が求めることをやらなければいけないのは確かだけど、僕は僕のサッカーも続けなければいけない。早くゴールが決まるように願っている。僕はいつだってチームのために全力でプレーしているんだ」

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