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清水サポ、ホーム最終戦セレモニーで10戦白星なしの田坂監督へブーイングの嵐

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[10.24 J1第2ステージ第15節 清水0-3柏 アイスタ]

 前節J2降格が決まってしまった清水エスパルスはホーム最終戦で柏レイソルに0-3で敗れた。試合後にはセレモニーが行われ、左伴繁雄社長に続き、田坂和昭監督とMF本田拓也がサポーターへ挨拶した。

 田坂監督は今年8月に大榎克己前監督の後任として就任も、前節まで9試合勝ちなし(3分6敗)と、1勝も挙げられぬまま降格が決まった。さらにこの日も敗れたことで10試合勝ちなしとなり、左伴社長の挨拶では静かに耳を傾けていたサポーターだったが、田坂監督がマイクを握ると容赦なくブーイングを浴びせた。

 その中、田坂監督はサポーターの応援に感謝し、「残り2試合を全力戦わなければならないということは現場スタッフや選手もわかっています。その中で色々なことがありましたが、最後まで応援していただきたいと思っています。選手と共に残り2試合を全力で戦います」とサポーターに呼びかけた。また、「厳しいシーズンとなりましたが、また来年、選手へのご支援、ご声援、またエスパルスに対する熱い思いというものをサポーターのみなさんに期待したい。今シーズンありがとうございました」と、ホームサポーターの方に向かって挨拶した左伴社長とは違い、メインスタンドの方を向いて挨拶した。

 また、本田は、「歴史ある清水エスパルスをJ2に降格させてしまって申し訳ございませんでした」と謝罪。「サポーターの応援は力になりましたが、僕たちの力がなかったためにJ2に降格してしまいました。来年はJ2で厳しい戦いになると思いますが、しっかり1年で這い上がってこれるように頑張っていきます。また、今年2試合ありますのでそこで結果を残して頑張っていきますので来年もよろしくお願い致します」と来季への意気込みを語り、スタジアムを選手・スタッフとともに一周した。

●[J1]第2ステージ第15節1日目 スコア速報

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