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レアル、無敗の首位攻防戦を制す!! C・ロナウド2戦連発&K・ナバス好守連発

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[10.24 リーガ・エスパニョーラ第9節 セルタ 1-3 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは24日、第9節を開催し、ともに5勝3分の無敗で得失点差で首位に立つレアル・マドリーと2位セルタによる首位攻防戦が行われ、レアルが3-1の勝利を収めてセルタが今季初黒星を喫した。

 前半8分に試合を動かしたのはアウェーのレアルだった。中盤でボールを受けたFWクリスティアーノ・ロナウドが、左サイドに流れるFWルーカス・バスケスとのワンツーからPA内に進入すると、右足でネットに突き刺してスコアを1-0とした。前節のレバンテ戦で5試合ぶりにゴールを記録したC・ロナウドにとって2試合連続ゴールとなった。

 対するセルタは前半17分、右サイドを駆け上がったDFウーゴ・マージョが送ったグラウンダーのクロスの流れから、最後はFWファビアン・オレジャーナが左足のシュートでゴールを脅かしたが、GKケイラー・ナバスの横っ飛びのセーブに阻まれて同点ゴールとはいかなかった。

 すると前半23分にレアルが追加点を奪取する。左サイドのDFマルセロから中央でボールを受けたFWヘセ・ロドリゲスが、右サイドを駆け上がるDFダニーロを見逃さずにパスを送ると、フリーのダニーロは狙いすましたシュートでネットを揺らし、リードを2点差に広げた。今季レアルに加入したダニーロにとって、うれしい移籍後初ゴールとなった。

 2点のリードを許したセルタも同39分、左サイドを鮮やかに突破したFWノリートのラストパスからFWイアゴ・アスパスが決定機を迎えるも、シュートは好反応を見せたK・ナバスにストップされる。さらに同43分にはFKからMFパブロ・エルナンデスが決定的なヘディングシュートを放ったが、またもやK・ナバスが立ちはだかり左手1本で弾き出されてしまった。

 2-0とレアルがリードしたまま後半を迎えると、後半12分にセルタをアクシデントが襲う。DFグスタボ・カブラルが2度目の警告を受けて退場し、数的不利に陥ってしまった。すると数的優位に立ったレアルが攻勢を強め、同24分には左サイドから切れ込んだMFイスコがミドルレンジからゴールを脅かすも、クロスバーに弾かれて追加点とはいかず。

 後半27分にはセルタが決定機を生み出し、ノリートが至近距離から放ったシュートは距離を詰めたK・ナバスの股を抜けるも、カバーに入っていたマルセロにゴールライン上でクリアされてしまう。だが同40分、左サイドから切れ込んだノリートが強烈な右足シュートでついにレアルゴールをこじ開け、1点差に詰め寄った。その後も数的不利を感じさせないセルタが同点ゴールを狙ったが、後半アディショナルタイムにマルセロがダメ押しゴールを奪い、レアルが3-1の勝利を収めた。


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