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大宮、家長の技ありゴールで連敗ストップ…追い付かれた京都は9戦連続ドロー

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[10.25 J2第38節 京都 2-2 大宮 西京極]

 J2は25日、第38節を行い、京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場では8試合連続ドロー中で18位の京都サンガF.C.と首位ながらも2連敗中の大宮アルディージャが対戦し、2-2で引き分けた。大宮は連敗を2でストップ。一方の京都は9試合連続でのドローになった。

 先制に成功したのはホームの京都だった。前半8分、DFバヤリッツァとのパス交換から左サイドを駆け上がったMF駒井善成のクロスを、逆サイドでフリーで待ち構えるMF山瀬功治が右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。その後も攻勢を掛ける京都は同23分、バヤリッツァが送ったクロスが相手DFに当たってゴールを脅かしたがクロスバーに弾かれてしまう。

 すると、前半26分に大宮が同点に追い付く。MFカルリーニョスの縦パスからPA内に進入したFWムルジャが、強烈なダイレクトボレーでネットに突き刺して試合を振り出しに戻した。さらに同27分にはMF横山知伸の浮き球のパスから抜け出したムルジャがGK清水圭介との1対1を迎えたものの、シュートは清水に阻まれてしまう。

 1-1のまま後半を迎えると、後半10分に京都が勝ち越しゴールを奪取する。FW宮吉拓実がDF下畠翔吾とのワンツーから左サイドを駆け上がると、グラウンダーのクロスをゴール前に走り込んだMF伊藤優汰が蹴り込んでスコアを2-1とした。

 まずは同点に追い付きたい大宮は後半18分、MF横谷繁に代えてMF渡邉大剛を投入して流れを変えようと試みる。すると、直後の同20分、渡邊が蹴り出したCKの流れから最後はFW家長昭博が相手DFに囲まれながらも技ありのゴールを決めて、再び同点に追い付いた。

 同点に追い付かれた京都は後半25分、ここまでチームトップの15得点を記録するFW大黒将志を投入して勝ち越しゴールを狙いにいく。その後は両チームともに決勝ゴールを狙ったものの、相手の粘り強い守備に遭ってスコアは動かずに2-2の引き分けに終わった。


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