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解任の可能性を恐れないミハイロビッチ「問題を解決できると確信」

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 ミランは25日、セリエA第9節のサッスオーロ戦に臨む。成績不振により解任の可能性も報じられ始めているシニシャ・ミハイロビッチ監督だが、未来への不安は感じていないと強調している。

 トリノ戦に引き分けて連敗を止めたが、3試合白星がなく前節終了時点で13位と低迷を抜け出せないミラン。21日に行われたルイス・ベルルスコーニ杯でもライバルのインテルに0-1で敗れてしまい、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は指揮官への不満を募らせているという。

 サッスオーロ戦と、28日のキエーボ戦の2試合で結果が出せなければ解任とも報じられる中で、指揮官は試合に向けて次のように述べた。イタリア『スカイ』などが伝えている。

「継続性を持たなければならない。良いときもあれば良くないときもある。チームは良いプレーをしているが、おそらくは恐怖心からミスを犯してしまうこともある」

「私はこういう問題を解決することができると確信しているよ。私は決して化け物でもないし、うぬぼれてもいないが、それができるだけの資質は備えている。そうでないのならエクソシスト(祈祷師)を呼ぶ必要があるだろう」

 サッスオーロ戦の結果次第では次節を待つことなくクラブが監督交代に動くとも伝えられたが、恐怖を感じてはいないと主張した。

「未来への恐怖だって?  私は旧ユーゴスラビアの戦争を自分の肌で体験したんだ。1試合に恐怖を感じることがあるだろうか?」

「チームは私を支持してくれている。(ジョバンニ・)トラパットーニが言うように、監督とは解任された者とこれから解任される者の2つに分けられるだけだ。余計な先の心配をすることはないよ」

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