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マンチェスター・ダービーでドローのシティ、首位返り咲くも 「こういう戦い方は嫌い」

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[10.25 プレミアリーグ第10節 マンチェスター・U 0-0 マンチェスター・C]

 プレミアリーグは25日、各地で第10節2日目を行った。オールド・トラフォードではマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティとの170回目となる“マンチェスター・ダービー”が行われ、0-0の引き分けに終わった。試合後の会見コメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は「前半にはあったのに、後半に多くのポゼッションを持っていなかった。でも相手は難しいチームだったし、アウェーの試合だった。もし勝利できないのであれば、負けないことだ。悪い日じゃなかったよ」と強調。

「ユナイテッドのスタジアムで戦うのは、どのチームだっていつも難しい。シティのホームで引き分けたら、嬉しくないが、今のこの瞬間にとっては良い勝ち点だ」と勝ち点1を重ねたことを前向きに捉えた。

 守備に時間を割かれ、攻撃での見せ場はほとんどなかった。それでも守備陣の踏ん張りで耐え切ると、今季初のドロー。連勝は2で止まったものの、勝ち点22に伸ばすとアーセナルと並び、得失点差で上回っての首位に返り咲いた。

「勝ち点1が取れて満足しているが、今日の様は戦い方は嫌いだ。こういう戦い方は簡単だって、言っているだろう? 今日はオールド・トラフォードで勝ち点を1を取ることが大事だった。順位表に勝ち点1を加えた。でもこれがチームが戦っていくべきスタイルだとは思っていない」

 「嫌い」と口にしたこの日の戦い方について、指揮官は「我々は集中していたし、守備も良かった。メディアは批判をするかもしれないけど。守備が必要なとき、我々はそれができるチームだ。我々は攻撃的サッカーが好きなチームだし、これは私の好きなスタイルではないが……」と説明した。


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