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周囲からのサポートに感謝するクライフ氏 病状については「待たねばならない」

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 肺がんを患っていることが明らかになった元オランダ代表のヨハン・クライフ氏は、クラブやメディアなどサッカー関係者から広く寄せられた激励に感謝の言葉を述べている。

 かつてアヤックスやバルセロナ、オランダ代表で活躍し、歴代最高のサッカー選手の一人と評価されるクライフ氏は、21日にバルセロナの病院でがんが発見されたことが明らかになった。

 各方面から寄せられた激励のメッセージに加えて、先週末のエールディビジではクライフ氏の象徴的な背番号である「14番」にちなんで、全会場で前半14分にスタンディングオベーションが送られた。クライフ氏はオランダ『テレグラーフ』の連載コラムで次のように感謝を述べている。

「メディアが重荷になることもあるが、今週は違った。様々なメディアが私の状況に反応してくれたことは感動的で、心が温まる思いだった。すべてのリアクションを心から誇りに感じている」

「もちろん、自分に起こったことを幸せに感じているというわけではない。だが、周囲で起こったことは本当に特別なものだった。各クラブは私だけに限らず、すべてのがん患者に声援を送ってくれた。サッカーとサッカーファンが美しい一面を見せられたと思う」

 病状に関しては、報じられている以上の詳細はクライフ氏自身にもまだ分からないという。

「今後のことは待たなければならない。これほど早く漏れてしまったのは残念なことだ。検査はまだ進行中であり、私自身も肺がんがあるということ以上は何も知らないからだ」
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