beacon

我慢が報われたケイン 「ずっと好調ばかりではいられない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 トッテナムFWハリー・ケインは、25日に行われたプレミアリーグ第10節ボーンマス戦でハットトリックを達成したことを喜びつつ、それ以上にチームの勝利に満足できたとコメントしている。

 昨シーズン急速に頭角を現し、公式戦30ゴール以上を記録する活躍を見せたケインだが、今季は静かなスタート。この試合を前にした時点で、クラブでのゴールはわずか1点にとどまっていた。

 だがボーンマス戦では開始直後に先制されたあと、9分に自ら獲得したPKを決めて同点。チームが3-1と逆転した後半にはさらに2点を加えてハットトリックを完成させた。

 ゴールに恵まれずとも冷静にプレーを続け、チャンスを待っていたとケインは語る。イギリス『BBC』が同選手のコメントを伝えた。

「ずっと好調ばかりではいられないものだよ。アップダウンは必ずあるんだ。大事なのは集中し続けて、あまり浮かれすぎることなく、我慢強くいられるようにすることだ。それが僕のやってきたことだ」

「全体的にはそれほど悪いプレーをしていたとは思わないよ。今日はうまくボールが転がってきてくれて、ネットの中に入れることができたんだ」

 チームにとっても公式戦5試合ぶりの白星。それこそが何よりも重要だと若きエースは強調した。

「もちろんハットトリックはうれしく思っているけど、一番大事なのはチームが快勝できたことだ。最高のスタートではなかったけど、気持ちの強さを見せて早めに追いつくことができた。そこからさらに押し込んでいくことができたんだ」

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP