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職務停止処分の鄭夢準氏、FIFA次期会長選の出馬断念

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 国際サッカー連盟(FIFA)の元副会長で韓国サッカー協会名誉会長である鄭夢準氏がFIFA次期会長選への出馬を取り下げた。同氏は2022年W杯の招致活動において、不正を行ったとして、6年間の職務停止処分と10万スイスフラン(約1200万円)の罰金処分を受けていた。

 FIFA次期会長選の出馬を目指していた同氏は、職務停止処分の一時無効を訴えてスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ提訴していたが、訴えは棄却。そのため、立候補届けの締め切りだった26日までに出馬できなかった。

 鄭氏は自身の公式ブログへ「FIFA次期会長選を退くにあたって」という題名の記事を投稿。「FIFA倫理委員会による不当な制裁により、次期会長選への出馬を正式に断念することになった」と綴った。

「今回の次期会長選には出馬できなかったが、私にできることはまだたくさんあると考えている」

「サッカーを愛する者の一人として、私は今後もFIFAの抱える問題に対して戦い続ける」

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