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5試合ぶり勝利も判定に不満のマンチーニ 「サッカーはコンタクトスポーツ」

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 インテルは27日、セリエA第10節でボローニャに敵地で1-0と勝利した。5試合ぶりに白星を取り戻したロベルト・マンチーニ監督だが、MFフェリペ・メロが退場となった判定に怒りを見せている。

 スコアレスで迎えた60分、インテルはF・メロが2枚目のイエローカードをもらって退場となり、数的不利に陥った。それでも、67分にFWマウロ・イカルディのゴールで先制すると、このリードを守りって5試合ぶりに勝ち点3を手にしている。

 F・メロの退場に納得がいかないマンチーニ監督は、何度も判定に不満を表し、最終的にはルカ・バンティ主審から退席を命じられた。指揮官は副審に向かって「私が何を言ったのか、彼(主審)に言ってみろ」と不服をあらわにしながらピッチを後にしている。

 試合後のインタビューで、マンチーニ監督は審判団がファウルを取り過ぎていると主張した。イタリアメディアがコメントを伝えている。

「抗議したのは、F・メロの退場についてだ。私は退場じゃないと思った。サッカーはコンタクトスポーツだ。このように選手たちを退場させ続けることはできない」

「イタリアではもっとサッカーの内容を良くしたいと言われるのに、試合のたびに50回もファウルを取るのか? 私は、ああいうプレーは流すべきだと思う。コンタクトはこのスポーツの一部だ。全体的に退場が多すぎるよ。我々は今季3回の退場があったが、2回はなかったはずだ」

 自身の退席については、次のように述べている。

「それは主審に聞くべきことだ。私は絶対に何も言っていないのだからね。バンティ主審が担当する試合はこれまで何度かあったが、我々は不運だった」

 一方で、不振が騒がれたイカルディが得点を挙げて勝利した試合については、こう語った。

「前半はインテンシティーがなく、後半はよりうまくいった。こういうところを改善しなければいけない。ハーフタイムも、ロッカールームを早くに出たくらいだ。言うことがなかったからだよ。イカルディがゴールを取り戻したことや、素晴らしいアシストをしたアデム(・リャイッチ)のことはうれしく思う」

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