チェルシーは27日に行ったキャピタル・ワン杯の4回戦で、ストーク・シティにPK戦の末に敗れた。チェルシーは公式戦ここ7試合でわずか1勝しか挙げることが出来ておらず、ジョゼ・モウリーニョ監督の責任を問う声も強まっている。

　公式サイトによると、モウリーニョ監督は「PK戦を除けばポジティブな内容だった」と前を向く。ただ「それでも批判に晒されるんだろうね」とすると、最近の報道について怒りをぶちまけた。

「選手と私が対立しているように見えるのか?それともあなた方の目には彼らが全力で勝利のために闘っていないように映るのかい?あまりにもリスペクトを欠いた厳しい声が多い」

「批判的な言葉を綴る記者たちは、逆の立場なら私の選手たちも同様に批判すると思っているのか。だが私の選手たちは違う。彼らは全力を尽くした。時間をおいて改めて後半や延長戦を見れば、考えも変わるはずだ」

　しかし、英メディアの間ではすでに後任人事が進んでいる。『ミラー』は、2009年から2年間チェルシーを指揮し、昨年までレアル・マドリーの監督だったカルロ・アンチェロッティ氏が有力となっていると報道。すでに近い友人に復帰の可能性を示唆しているという。シーズン終了後までの”中継ぎ”であれば監督を引き受けるつもりはないようだが、“完全契約”となれば話はスムーズに進むだろうとしている。

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