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本田がセリエAで節目の50試合出場も…ブーイングの中途中出場、9分間出場もほぼボール触れず

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[10.28 セリエA第10節 ミラン1-0キエーボ]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでキエーボと対戦し、1-0で勝利した。ベンチスタートとなった本田は、後半39分から途中出場。3試合連続で最終盤に投入されることになったが、存在感を発揮することは出来なかった。

 FWアレッシオ・チェルチと交代でピッチに立った本田には、アディショナルタイム3分を含めて、この日は約9分間のチャンスが与えられた。ただブーイングを浴びながらの登場になると、なかなかボールが回ってくることもない。後半44分に唯一、ゴール前でボールを受けたが、狙ったスルーパスは敵に当たって、CKを得るのがやっとだった。

 本田はこの日の出場で、セリエA通算50試合の節目を迎えた。献身性でアピールを続ける本田だが、前線の選手としてはやはり、昨年10月19日のベローナ戦以来、1年以上ゴールから遠ざかっているという現実は寂しい。出場時間が限られる中で難しい状況は続く。そして1月の移籍市場に向けて周囲も騒がしくなることが予想されるが、ミランの10番の意地を見たい。


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