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SP京都FCの今季限りでのJFL退会が決定

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 日本フットボールリーグ(JFL)は29日、SP京都フットボールクラブ(SP京都FC)が今季限りで退会すると発表した。9月30日付で提出していた「退会届」がこの日の理事会決議で全員一致で承認可決されたという。

 同クラブは2003年に佐川印刷SCとしてJFLへ加盟。これまで13年間活動してきた。公式サイトで「運営法人である佐川印刷株式会社の社内構造の見直しと諸般の事情により、SP京都フットボールクラブは今シーズンをもって日本フットボールリーグを退会させていただくこととなりました。今後の活動につきましては、京都府サッカー協会と相談して参りたいと思います」と報告している。

「当クラブは、佐川印刷株式会社のスポーツクラブとして社会貢献活動と企業ブランド価値の向上を目的に創部29年を経過いたしました。2003年より、佐川印刷SCとしてJFLに加盟させていただき、13年間活動させていただきました」

「加盟当初から7年ほどは二桁順位がようやくのチームではありましたが、2009年シーズンで初めて一桁順位でシーズンを終えると徐々に上位をうかがえるようになり、2014年シーズンは同じ企業チームのライバルであり、目標であったHonda FCと年間チャンピオンシップを戦えるチームにまで成長し、アマチュアのトップチームを目指すという当初の目的に近づくことが出来ました」

「これまで、佐川印刷SCからSP京都フットボールクラブに至るまでの間、多大なるご支援・ご声援を承りましたこと、お礼申し上げますとともに心より感謝申し上げます」と感謝の思いを綴った。

 今回の退会により、J3のライセンスを持つ鹿児島ユナイテッドFC、奈良クラブ、アスルクラロ沼津のうち、いずれかの1チームの来季J3参入が決まった場合は、今季の降格チームはなくなることになる。

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