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マスチェラーノ、約2億円の脱税を認める

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 バルセロナMFハビエル・マスチェラーノは29日に裁判所に出頭し、過去に適切な税金支払いを行っていなかったことを認めた。スペインメディアが伝えている。

 マスチェラーノは先月、2011年および2012年に脱税を行った疑いがあるとしてスペイン税務局からの告発を受けていた。肖像権収入およびナイキ社からのスポンサー収入に関して、それぞれ税制面で有利なポルトガルとアメリカに設立した会社を通すことでスペインでの課税を逃れたという。

 合計で約150万ユーロ(約2億円)の脱税があったことをマスチェラーノは認め、わずか数分で出頭を終えたとのことだ。同選手はすでに9月に利子を含めた約170万ユーロの支払いを終えている。さらに罰金の支払いで合意したことで、裁判は回避される可能性が高いのではないかと見られている。

 マスチェラーノは先週末のエイバル戦で副審に暴言を吐いたとして2試合の出場停止処分も受けており、不本意な形で話題になる1週間となってしまった。だが2試合の処分で済んだことで、11月21日に行われるレアル・マドリーとのクラシコに出場できることはせめてもの幸いだ。

 バルセロナでは選手に税金関係のトラブルが相次ぎ、FWリオネル・メッシやFWネイマールも脱税の疑いをかけられている。

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