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ファン・ハール、レジェンドに反論「スコールズの発言は何が目的だ?」

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 レジェンドに反論だ。マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督が、ポール・スコールズ氏の批判に同意できないと述べている。

 プレミアリーグ前節のマンチェスターダービーと、キャピタル・ワン杯4回戦のミドルスブラ戦で、得点を挙げることができなかったユナイテッド。リーグ戦では総得点15と、トップ6で最も少ないゴール数にとどまっている。

 スコールズ氏は先日、ユナイテッドが「創造性とリスク」を欠いており、自身がプレーしても「楽しむことができない」と、ファン・ハール監督率いるチームのプレーを批判した。

 だが、ファン・ハール監督は31日のクリスタル・パレス戦を前にした会見で、スコールズ氏の発言にこう反論している。イギリスメディアが伝えた。

「私は同意しない。だが、自分を擁護したくはない。擁護できないよ。彼はレジェンドだからね。だが、レジェンドなら、監督や友人であるライアン・ギグス(アシスタントコーチ)、エド・ウッドワード(CEO)と話すべきだろう」

「私には何の影響もない。彼はどうしてこういうことを言うのだろう? クラブのためだろうか。それとも、自分の利益のためだろうか。(スコールズ氏の発言は)重要ではない。負け続ければ、私は終わる。それは分かっているよ。だが、私はこのクラブのために全力を尽くす」

 ファン・ハール監督は、スコールズ氏の見解と違い、ユナイテッドは楽しませていると主張している。だが、時間が必要だとも強調した。

「ユナイテッドは常に楽しませていると思う。メディアは退屈と言うが、これ以上多くのサポーターが集まるスタジアムはないはずだ。楽しませることは、一つの側面だ。プレーするのは、ファンのためだよ。だから、キャピタル・ワン杯ではスタジアムが満員だった。それは普通のことではないはずだ。だから、サポーターは我々のプレーを好んでいる」

「我々は去年より勝ち点が多く、ファンはそれを目にしている。チャンピオンズリーグにも出場している。我々は大きく向上しているんだ。それを1年でやれると思ってはいけない。3年かかるんだ。だから私は3年契約を結んだ」


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