beacon

独紙評価:フル出場も香川は「やや控えめ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ブンデスリーガ第11節で、ドルトムントMF香川真司はブレーメン戦にフル出場した。3連勝に貢献したが、ドイツメディアの評価は「可もなく不可もなく」といったものだった。

 試合は32分までに1点ずつを取り合ったが、前半終了間際のゴールと後半の追加点でドルトムントが3-1で勝利した。中盤で先発した香川も、攻守に献身的な姿勢を見せた。

 その試合で、ドイツ『ビルト』は2ゴールのFWマルコ・ロイスに「1」、その2ゴールをそれぞれアシストし、決勝点を決めたFWヘンリク・ムヒタリアンに「2」をつけている。決定機を逃したFWピエール・エメリク・オーバメヤンにはチーム最低点の「4」をつけるなど厳しかった同メディアは、香川を含めたそのほか全員のパフォーマンスに「3」と及第点をつけた。

 ロイスとムヒタリアンのほか、DFソクラティス・パパスタソプロスのプレーをそれぞれ「2」と最高タイと評価した地元『WAZ』では失点に関与したとされたDFパク・チュホが「5」と酷評されている。香川はやや低めの「3.5」をつけられ、プレーについては次のように記された。

「日本人選手はいつものように活発でボールをよく持っていたが、やや控えめな試合を見せている。決定的なアイディアをほとんど生み出せず、彼にとって最大のチャンスは相手ゴール前20メートルからのブロックされたシュートだった (30分)」

 同じく地元の『ルールナハリヒテン』ではロイスに「1.5」と単独ベストの評価。 『WAZ』と同様、Jリーグの鹿島などでプレーしたパク・チュホに「4.5」とワーストとした。「3」をつけられた香川に関しては「あまり目立たなかった」と記し、「ユリアン・バイグルとともに最も走ったドルトムントの選手(11.71km)」と 運動量を評価した格好だ。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2015-16特集

TOP