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原口がブンデス初アシスト!清武は2戦連続PK弾も及ばず…

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[11.6 ブンデスリーガ第12節 ハノーファー1-3ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは6日、第12節1日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは敵地でMF清武弘嗣、DF酒井宏樹の所属するハノーファーと対戦し、3-1で勝った。原口は左サイドハーフでフル出場し、前半33分に先制点をアシスト。清武、酒井もフル出場し、清武は0-2の後半25分に2試合連続となるPKを決めたが、チームはホームで2連敗を喫した。

 ヘルタは前半33分、左サイドでパスを受けた原口が酒井とのマッチアップから切り返して中に仕掛け、ゴール前のFWサロモン・カルーにラストパス。カルーはDF2人を前にしながら冷静に右足を振り抜き、DFミーコ・アルボルノスの股間を抜いてゴールネットを揺らした。先制点をアシストした原口はブンデスリーガ移籍後、2シーズン目にして初のアシストとなった。

 一方、1ゴール1アシストを記録した前節のハンブルガーSV戦(2-1)で右足を打撲し、出場が危ぶまれていた清武。トップ下で先発出場すると、前半44分にFWアルトゥル・ソビエフのパスから左足でシュートを狙ったが、わずかにゴール左へ外れた。

 1点リードで折り返したヘルタは後半15分、カウンターからMFブラディミル・ダリダのスルーパスに抜け出したカルーがGKとの1対1から右足でゴールに流し込み、追加点。2-0とリードを広げた。ハノーファーも後半25分、MFウッフェ・ベックの獲得したPKを清武がゴール左隅に決め、1点を返す。2試合連続のPKで2戦連発となった清武はこれで今季3ゴール目。1点差に詰め寄った。

 しかし、ヘルタも後半42分、PA内左でボールを受けたMFミッチェル・バイザーが鋭い切り返しで酒井をかわすと、DFマルセロに倒され、PKを獲得。これをカルーが決め、ハットトリックを達成すると同時に3-1と突き放し、試合を決定づけた。ヘルタは2試合ぶりの白星で暫定4位に浮上。ハノーファーは2試合ぶりの黒星で連勝を逃し、ホームでは2連敗となった。

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