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鹿島、3か月無敗の横浜FMに勝利も…第2S優勝は絶望的に

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[11.7 J1第2ステージ第16節 鹿島2-0横浜FM カシマ]

 鹿島アントラーズがホームで横浜F・マリノスに2-0で快勝した。10月31日のナビスコ杯決勝で3シーズンぶりのタイトルを獲得した勢いそのままに、3連勝中の横浜FMに約3か月ぶりとなる黒星を付けた。

 鹿島は前半10分、自陣からMF遠藤康が中央をドリブルで駆け上がり、スルーパスに反応したMFカイオが左足ダイレクトでゴール右隅に流し込んだ。幸先よく先制点を奪った鹿島に対し、わずかながらに第2ステージ優勝および年間3位の可能性を残している横浜FMも反撃に出る。

 前半25分、ドリブルで仕掛けたMF齋藤学が絶好の位置でFKを獲得。MF中村俊輔が左足で直接狙ったが、壁を直撃した。鹿島も日本代表に約5年ぶりに復帰したFW金崎夢生が前半41分、44分と積極的にミドルシュートを打ったが、枠を捉え切れない。前半は鹿島の1点リードで折り返した。

 鹿島は後半19分、金崎のパスを受けたカイオが中央でフリーとなり、PA手前から右足ミドルをゴール右隅に流し込む追加点。今季通算10ゴールと2ケタに乗せるカイオのこの日2点目で2-0とリードを広げた。横浜FMは反撃及ばず、7月29日の清水戦(1-2)以来、11試合ぶりの黒星。この結果、最終節を前に年間3位以内、第2ステージ優勝の可能性が消滅した。

 一方、第2ステージ2位の鹿島だが、首位の広島も勝ったため、勝ち点差は最終節を残して「3」のまま変わらなかった。22日の最終節で名古屋に勝ち、広島が湘南に負ければ勝ち点で並ぶことはできるが、得失点差で広島が+25、鹿島が+13と「12点」の開きがあり、逆転優勝およびチャンピオンシップ出場は絶望的となった。

[J1]第2ステージ第16節 スコア速報

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