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武藤が今季2アシスト目、3戦連発逃すも2得点に絡み勝利に貢献

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[11.7 ブンデスリーガ第12節 マインツ2-0ボルフスブルク]

 ブンデスリーガは7日、第12節2日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでボルフスブルクと対戦し、2-0で快勝した。前節のアウクスブルク戦(3-3)でハットトリックを達成した武藤は1トップで先発。3戦連発はならなかったが、1-0の後半30分に追加点をアシストするなど、フル出場で2得点に絡む活躍を見せた。

 試合は思わぬ形で幕を開けた。ボルフスブルクは前半13分、MFユリアン・ドラクスラーが中盤の浮き球に対して右足を高く上げると、これがマインツMFゴンサロ・ハラの頭部に当たり、危険なプレーとして一発退場。立ち上がり早々に数的不利に立たされた。

 するとマインツは前半31分、武藤のスルーパスからMFハイロ・サンペリオが左サイドを抜け出し、ゴール前にクロス。GKが前に弾いたボールをMFパブロ・デ・ブラシスが左足で押し込み、先制点を奪った。

 1点リードで折り返した後半も数的優位を生かしてチャンスをつくり出すマインツ。後半21分、デ・ブラシスの右クロスに武藤が走り込むが、わずかに合わない。同23分にはロングフィードに抜け出した武藤がPA内右からマイナスに折り返し、MFユヌス・マリが合わせたが、シュートは枠を捉え切れなかった。

 マインツは後半26分、ハイロに代わって投入されたFWフロリアン・ニーダーレヒナーが1トップに入り、武藤が左サイドに回る。すると同30分、武藤が左足で出したスルーパスにマリが反応。DFのプレッシャーを受けながらも強引に右足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。

 武藤の4試合ぶり今季2アシスト目で2-0とリードを広げたマインツはそのまま完封勝利をおさめ、4試合ぶりの白星。相手が10人だったとはいえ、3位ボルフスブルクの連勝を3で止める大きな勝ち点3を獲得した。

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