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大宮、磐田との勝ち点差は2に…讃岐はJ2残留決める

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[11.8 J2第40節 讃岐1-1大宮 ピカスタ]

 J2首位の大宮アルディージャが敵地でカマタマーレ讃岐と1-1で引き分けた。1ポイントを加えて、勝ち点を80とした大宮だが、2位の磐田が勝利したため、差は2まで詰まった。なお、19時開始の試合で3位の福岡(vs群馬)が敗れれば、大宮の来季J1昇格が決まる。

 先制したのは大宮だった。前半31分、MFカルリーニョスのミドルシュートはGK清水健太に防がれたが、こぼれ球に詰めたFWムルジャが押し込み、試合を動かす。

 しかし讃岐は後半9分、左CKのこぼれ球が右サイドまで流れるが、MF仲間隼斗のクロスボールがDF高橋祐治の頭にピタリ。J2自動残留を目指す讃岐が試合を振り出しに戻した。

 その後はお互いに決めきれない展開が続いた。同点弾を決めた直後にMF高木和正が左隅を狙ったシュートを放つが、GK加藤順大に弾き出される。後半42分には大宮のFW清水慎太郎が決定的なヘディングシュートを放つが、清水健太がビッグセーブで弾きだし、勝ち越し弾を許さなかった。

 J1昇格が目前に迫る大宮だが、後続の足音もやや大きく聞こえるようになってしまった。残り2節となったリーグ戦。福岡が群馬に勝ったとしても、次節の大分戦に勝利すれば自力で昇格を決めることができる。ホーム最終戦できっちり決めることができるか注目だ。

 一方の勝ち点を45に伸ばした讃岐は、21位の大分が敗れたことで、J2残留が確定した。3年連続のプレーオフを回避したサポーターは、大分の結果が大型ビジョンに示された瞬間、大歓声を挙げた。


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