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古巣チェルシーに改善の兆しを感じるランパード

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 元チェルシーのMFフランク・ランパードは、不振に陥っている古巣に改善の兆しが見られると感じているようだ。MFエデン・アザールの復活への期待も口にしている。

 7日にプレミアリーグ第12節ストーク・シティ戦に臨んだチェルシーは、またも結果を出すことができず。0-1の敗戦でリーグ戦3連敗となり、16位に低迷している。

 この試合でスタジアム入場禁止処分を受けていたジョゼ・モウリーニョ監督の立場はさらに厳しいものとなったが、試合内容には希望が感じられたとランパードはイギリス『スカイ・スポーツ』で語った。

「今夜のチームを見ると、流れを変えるために必要なものが垣間見えたと言えそうだ。より明るいプレーや鋭いプレー、一緒に仕事をする姿勢があった」

「チームの奮闘ぶりには文句のつけようがなかったよ。ただ、試合に勝つために必要なちょっとした運がなかったんだ」

 アザールのプレーについては次のように述べ、チームの改善に寄与していたと好評価を下している。

「正しいエリアでボールを受けていたことはヒートマップを見ても分かる。チェルシーに改善が見られた上での重要なファクターはエデン・アザールだ」

 アザールが自信を取り戻し、再び昨シーズンまでのような活躍を見せることがチェルシーの復活につながるとランパードは主張した。

「自信の問題だと思う。一晩で悪い選手になってしまうわけじゃない。去年の彼は年間最優秀選手にふさわしかった。今の彼を見ていると、考えてしまっているようだね。悪い時期になると、『次のパスはどこへ? ファーストタッチはどうする?』と考えてしまうんだ」

「去年の彼はそういうふうに考えてはいなかった。本能的だったんだ。相手選手に向かって仕掛けて、3人も4人も抜き去っていた。チェルシーがエデン・アザールにボールを預けさえすれば、彼は何かを起こすことができた。一刻も早く彼をベストの状態に戻すことがチェルシーにとっては必要だよ」

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