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柏DF鈴木大輔がスペイン移籍か、ラージョが獲得間近とスペインメディアが報じる

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 スペインのラジオ局『カデナ・セール』は、ラージョ柏レイソルのDF鈴木大輔の獲得に動いていることを報じた。

 同局のホセ・ダビド・パラシオ記者の情報によれば、ラージョは鈴木の獲得を決定する間近まで迫っているという。契約期間は2年半で、最初の半年間はレンタルで他クラブに貸し出す見込みとのことだ。

 現在25歳の鈴木は2008年から2012年までアルビレックス新潟に在籍し、2013年に柏レイソルに移籍。2012年ロンドン五輪に出場した経験を持ち、2013年にはフル代表デビューも果たしている。

 ラージョはマドリッドに拠を構えるクラブで、現在はパコ・ヘメス監督がチームを指揮している。同指揮官は、2000万ユーロというリーガでも最低ランクの予算のクラブで超攻撃的なプレースタイルを実践しながら、3シーズン連続でリーガ1部残留を達成し、スペイン代表の次期監督候補にも挙げられている。

 P・ヘメス監督の実践するサッカーは、最終ラインが極めて高く設定されたパスサッカーで、たとえ退場者が出ても3バックにシステムを変更して得点を狙うほど大胆なものだ。ミスが目立つセンターバックは前半でも交代させるなど、シビアな面も持っている。

 ラージョは、スポルティングの田中順也の獲得の噂が報じられたばかりだ。さらに攻撃的なスタイルを支える存在として、鈴木の能力の高さが注目されている可能性があり、動向が注目される。

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