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初心貫く南野、代表デビューで「何か変わったわけではない」

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 1試合1試合を積み重ね、出場時間を伸ばしていく。日本代表初選出となった10月の中東遠征に続いて招集されたFW南野拓実(ザルツブルク)。10月13日の国際親善試合イラン戦(1-1)に途中出場し、A代表デビューを飾ったものの、後半43分からの出場と、プレー時間はわずかだった。

「前回、試合に出たからと言って、自分が何か変わったわけではない。今回も練習で一からアピールしていきたい」。シンガポールでの初練習後、報道陣の取材に応じた20歳のアタッカーは初心を忘れずに思いを語った。

「しっかり練習からアピールして、まずは試合に使ってもらえるように、自分の特長をアピールできれば」。涼しいヨーロッパから蒸し暑い東南アジアに移動してきたが、「環境の厳しさはみんな一緒。運動量はあるほうだと思っているし、量もこなしつつ、質も出していきたい」と意気込む。

 代表デビューの次はもちろん、代表初ゴールも狙っている。「どんな得点パターンをイメージしているか? 分からないです。試合の状況にもよると思うけど、どんな形であれ、ゴールはゴール。積極的に狙っていきたい」と、貪欲に語っていた。

(取材・文 西山紘平)

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