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宇佐美の新天地はブンデス以外の可能性も?「彼が向かうのはフランスかドイツだ」と代理人

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 ガンバ大阪のFW宇佐美貴史(23)にはブンデスリーガのほか、リーグアンのクラブも関心を抱いているようだ。ドイツ『シュツットガルター・ツァイトゥング』で代理人のルードビッヒ・ケーグル氏が明かしている。

 ケーグル氏率いるエージェント会社「ケーグル&パートナーズ」社で働く代理人、クリスティアン・ロムベルク氏は先日『hr-sport』で、宇佐美には「ブンデスリーガ複数クラブからオファーがある」と語っていた。その「複数クラブ」の一つとされていたフランクフルトだが、ブルーノ・ヒューブナーSD(スポーツディレクター)は獲得の可能性を否定している。

 ほかには浦和レッズの監督を務めた経歴を持つギド・ブッフバルト氏がスカウトを担当するシュツットガルトの名が挙がっていた。地元紙『シュトゥットガルター・ツァイトゥング』によると、来年の夏にはレバークーゼン移籍が濃厚となっている現在トップ下でプレーするMFダニエル・ディダビの後釜として実際にシュトゥットガルトは日本代表FWの獲得に乗り出しているという。

 同紙は、「ブンデスリーガでのプレーを持つ選手」として紹介した宇佐美の獲得に向けて、シュツットガルトが支払うことになる移籍金は250万ユーロ(約3憶3300万円)としている。また「彼は非常に良い形で成長し、現在の日本の攻撃的なプレーヤーではベストだ」とケーグル氏の獲得を勧めるようなコメントも記した。

 なお『シュトゥットガルター・ツァイトゥング』によると、ケーグル氏は宇佐美にとって「4年前はヨーロッパへのステップが大きすぎた」と語ったという。当時バイエルンとホッフェンハイムへの移籍を担当した同代理人は、現在は準備ができていると強調しつつ、「彼が向かうのはフランスかドイツだ」とも明かした。

 シュツットガルト以外にもドイツ国内では『Spox』などでブレーメン行きが噂される宇佐美。クラブ名は明かされなかったものの代理人自らの発言により、フランス移籍の可能性も浮上し、ますます目が離せない状況となってきた。

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