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ホーム最終戦も勝てず…栃木のJ3自動降格が決定的に

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[11.14 J2第41節 栃木0-1京都 栃木グ]

 最下位に沈む栃木SCは、ホームで京都サンガF.C.と対戦し、0-1で敗れた。この後、大宮との試合を残す21位・大分との勝ち点差3を詰めることが出来ず。大分が勝ち点1でも積み上げれば自動降格が決定するが、敗れても得失点差が現時点で14あり、J2残留は絶望的となった。

 京都に先制点が入ったのは前半23分、右サイドで得たFKをMF山瀬功治が蹴ると、ニアに入ったMF金南一が流し込んで先制。6年ぶりにJに復帰した元韓国代表MFの今季初ゴールで京都が試合を動かした。

 J2残留に望みをつなげるため、絶対に勝ち点3がほしい栃木は後半、京都ゴールを目指して圧力をかける。しかし24分み迎えたFW河本明人の決定機はGK清水圭介に防がれる。終盤にはFW阪野豊史の粘りからFW金子翔太がゴール前に走り込んでシュートを狙うが、DFのブロックに遭ってしまった。

 試合はこのまま1-0で京都が逃げ切った。勝ち点を47に伸ばした京都はJ2残留が決定した。

 敗れた栃木は21位大分との勝ち点差を詰めることが出来なかった。得失点差もあることから、J2残留は絶望的となった。J3降格が決定したわけではないが、試合終了の瞬間、ユニフォームの袖で目を覆う選手たち。サポーターの目にも涙が浮かんでいた。


●[J2]第41節 スコア速報

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