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パリ同時テロ事件、試合中のスタジアム内での自爆テロも計画か…入場検査で見つかり逃走との報道

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 13日に起きたパリ同時多発テロ事件は、スタジアム内部でも多くの犠牲者を出す恐れがあったという。『ウォール・ストリート・ジャーナル』のジョシュア・ロビンソン記者が14日に報じた。

 報道によると、フランス対ドイツの親善試合が行われたスタッド・ドゥ・フランスのセキュリティーが、犯行グループの1名が試合開始後にスタジアムに入場しようとしたと明かしている。

 この人物はチケットを持っており、キックオフから15分後に入場しようとしたという。だが、スタジアムの入り口でのボディチェックの際に、ベストに爆発物を身に着けていたことが見つかって逃走。逃げながらベストを爆発させたという。

 ロビンソン記者は、セキュリティーの証言を当局が認めているとも伝えた。警官の一人は、この人物がスタジアム内でベストを爆発させ、より多くの犠牲者を出すのが目的だったのではないかと警察が疑っているともつけ加えている。

 報道では、この人物の逃走から3分後に別の犯人がスタジアム外部で、さらに3人目の犯人がマクドナルドの近くでも自爆テロを起こし、1名が犠牲になったとされている。

 フランス対ドイツの試合では、前半に爆発音が鳴り響いた。セキュリティーは「オランド(大統領)が避難するのを見て、爆竹ではないことが分かった」と証言している。
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