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アーセナルGKチェフ「外せば保障はない」が「ヘッドギアのない方が…」

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 アーセナルに所属するGKペトル・チェフがヘッドギアを装着しない方が「自信を持ってプレーできる」と語った。母国のメディア『タイデン』に語った内容を、英『メトロ』が伝えている。

 チェフはチェルシーに所属していた2006年10月14日のレディング戦で頭蓋骨陥没骨折の重傷を負った。一時は意識不明に陥るなど選手生命の危機に瀕したが、脅威的な回復をみせると2007年1月20日のリバプール戦で先発し、戦線へ復帰。それ以降、ラグビー用のヘッドギアを装着している。

 チェフを象徴するかのようになっているヘッドギアだが、本人は「もしヘッドギアをつけなくて良いなら、もっと自信をもってプレーできただろう。自分の好き嫌いというより、ヘッドギアをつけていると感覚が変わってしまうんだよ」と明かした。

「耳を覆われているから、聞こえ方も悪くなる。ただ、医者からは装着するように言われているんだ。もし外してしまえば、保証は何もないってね」

「だからあまり外すことは考えないことにした。一方、ヘッドギアをつけていて良かったこともあった。あの後に二度も脳震盪を起こしたことがあるけど、その時ヘッドギアを着けていなかったらと考えるとゾッとするね」

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