beacon

暴力行為未遂&セクハラで一発レッド!? 変態観客の正体は…

このエントリーをはてなブックマークに追加

 スペインのアマチュアリーグで“チン事”が起きた。その犯人の正体も含めて、ダブルの衝撃となった事件を、スペイン『EFE通信』が伝えている。

 事件の舞台は16日のアンダルシア2部リーグ、アベス対ガビアの一戦だ。試合終盤の80分、スタンドから観客が乱入。そこまでなら、欧州ではそれほど珍しい話でもない。

 だが、ここからが「異常」だった。この男には、ターゲットがいた。ピッチ脇にいた女性副審だ。下半身を露出した男は、局部で女性副審を叩こうとしたという。

 問題は、ここでは終わらなかった。関係者を驚かせたのは、犯人の正体だ。この男、実ははどちらのチームファンでもなく、どうやらアンダルシア1部リーグのセルティック・デ・プリアーナスに所属するモロッコ人の現役選手だったようだ。

 警察の調書ならぬ審判団の報告書によると、その男は「自分のチームのジャージを着ていた」という。審判団とも面識があるようで、「何度も彼の試合をレフェリングしたことがある」との報告が記されていた。氏名が明記されていることから、正体は取り調べするまでもなかったようだ。

 厳格な審判による報告書らしく、当時の状況も詳しく記されている。「事前に陰茎を取り出して、叩こうと試みた」とあり、理由は分からないが犯行は“未遂”で終わったようだ。なお、警察による取り調べではないため、動機までは明記されていない。

 アンダルシアは、スペインで最も多くのプロ選手を輩出している地域である。この地域には、不可思議な「懐の広さ」があるのかもしれない。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP