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金曜日開催は好都合? トゥヘル:「香川は先発の予定」

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 ドルトムントは20日、ブンデスリーガ第13節でハンブルガーSV(HSV)と対戦する。トーマス・トゥヘル監督は、MF香川真司を先発で起用するつもりだと語った。

 日本代表に招集されていた香川は、ほかの選手よりも長い距離の移動となっている。19日の会見で香川について問われた指揮官は、このように語った。

「一番良いのは、彼に同じ質問をしないことだ(笑) 子供に『お腹痛くない?』と聞かないのと同じようにね。私はシンジがこのような負担に耐えられると思っている。先発で考えているよ。シンジは1試合で大きな負担を抱えるが、試合の終盤にさらなる力を発揮するものすごく貴重な存在だよ」

 ただ、自分の目で見てから判断を下すことになる。

「練習を注意深く見るのは確かだ。フィジオたちにも、軽傷を負っていないか確認してもらう。私が知る限り、彼は(日本代表で)2試合に出場した。2試合目は人工芝だったそうだね。いずれにしても、本人に聞いたら、プレーしたいと答えるだろう」

「彼が着いてから、試合までの時間が短いことはアドバンテージかもしれない。時差ぼけは最初がまったく平気で、3日後にやっと影響が出てくることもよくあるからね。シンジに関しても、そう期待している。もっとも、彼のような選手はこういった移動に慣れているけれどね」

 今節の相手であるHSVは、過去3シーズンのリーグ戦で1度しか勝っていない相手だ。

「最近の試合を見る限り、規律のとれた守りをすると予想している。気持ちも入っていて、ファンの応援を盛り上げようとしてくるだろう。運動量と競り合いを通じて、ゲームに入り、こちらを驚かせようとする。そういう相手じゃないかな。我々はインターナショナルマッチウィーク前のパフォーマンス、集中力、欲求、チームスピリットをこの試合につなげたい」

 MFマルコ・ロイスの復帰は近い。

「マルコは練習でスーパーだった。彼は自由にやれていたよ。彼がこれほど早く戻ってこられたことには満足だ。今日の練習でも調子が良いようなら、彼を明日の先発メンバーの候補にするだろう」

 HSVは現在、ブンデスリーガで11位。バイエルンにプレッシャーをかけるためにも、ドルトムントは勝ち点3を狙う。

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