beacon

鹿島は勝利も第2S優勝ならず…名古屋も西野監督の最終戦を白星で飾れず

このエントリーをはてなブックマークに追加
[11.22 J1第2ステージ第17節 鹿島1-0名古屋 カシマ]

 首位広島と勝ち点3差の得失点差12で第2ステージ優勝にわずかに望みを残していた2位鹿島アントラーズは、ホームで名古屋グランパスと対戦し、1-0で勝利した。しかし、広島が湘南に5-0で勝利したため、第2ステージ優勝とはならなかった。

 勝たなければ優勝の可能性がない鹿島が果敢にゴールに迫る。前半6分、MFカイオが個人技で相手をかわして右足ミドルもゴール上に外れる。同18分には、左CKがファーサイドまで流れ、MF中村充孝が落としたボールをDFファン・ソッコが右足シュート。相手DFに当たるも枠を捉えていたが、ライン上でDF田中マルクス闘莉王にクリアされた。

 西野朗監督の今季限りで退任が決まっている名古屋は、前半28分にMF田口泰士の浮き球パスに反応したFW永井謙佑が左足シュート。これがDF西大伍に当たる難しいボールとなったが、GK曽ヶ端準が大勢を崩しながら弾き出した。

 前半44分にはFW赤崎秀平の落としからMF遠藤康の左足シュートがクロスバーを叩いた鹿島だったが、後半立ち上がりに先制に成功する。後半9分、中村が左からドリブルでスライドしてPA右から切り返しで相手をかわして、左足でニアに叩き込み、1-0とした。

 1点でも多く取りたい鹿島は後半11分、左クロスを赤崎が落として、DF山本脩斗のラストパスを遠藤が左足ボレーもGK楢崎正剛が弾き出され、追加点とはならなかった。

 名古屋が猛攻を仕掛ける。後半30分、ゴール正面でFKを獲得も田口のシュートはゴール上に外れる。同アディショナルタイムには、永井が左から折り返したボールをフリーで待っていたFWノヴァコヴィッチが右足シュートもDF昌子源の顔面ブロックに阻まれ、1点が遠かった。

 試合は1-0のまま試合は終了。鹿島は広島が勝利したため、第2ステージ優勝とはらならず、2位に終わった。年間順位では5位だった。一方の名古屋は、第2ステージ10位、年間順位9位に終わった。

●[J1]第2ステージ第17節 スコア速報

TOP