beacon

[CL]チェルシーが10人のM・テルアビブに快勝し首位浮上も…G組は三つ巴の最終節へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

[11.24 欧州CLグループリーグ第5節 M・テルアビブ0-4チェルシー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は24日、グループリーグ第5節1日目を各地で行った。G組のチェルシー(イングランド)は敵地でマッカビ・テルアビブ(イスラエル)と対戦し、4-0で勝利した。第6節は12月9日に行われる。

 良い入りを見せたのはホームのM・テルアビブだった。前半2分、MFエラン・ザハビのパスを受けたFWタル・ベン・ハイムの右クロスをMFドル・ペレツがヘッドも枠を捉え切れない。同5分にはカウンターから最後にDFエリ・ダサがPA右から右足シュートもクロスバー上に外れた。

 チェルシーも徐々にボール支配率を高める。前半7分、DFセサル・アスピリクエタが右から斜めにゴール前に走り込み、MFオスカルとのパス交換から左足シュート。これはゴール左に外れたが、同20分に先制に成功する。MFウィリアンの右CKをDFガリー・ケーヒルがヘッドもGKプレドラグ・ライコビッチに弾かれ、左ポストを叩いたが、跳ね返りにいち早く反応したケーヒルが右足で押し込み、ゴールネットを揺らした。

 前半41分には、ここまでFWジエゴ・コスタをマンマークしていたベン・ハイムが一発退場でチェルシーが数的優位に立つ。同45分、MFセスク・ファブレガスの浮き球パスで裏へ抜け出したMFエデン・アザールが左足を伸ばすもシュートまで持ち込むことができず、1-0で前半を折り返した。

 1点リードのチェルシーは後半立ち上がりから10人のM・テルアビブの攻撃を耐える時間帯が続いたが、後半18分に決定機。アザールのパスを受けた左サイドのDFアブドゥル・ラフマン・ババが入れたクロスを、右SBのアスピリクエタがフリーで飛び込むも、右足シュートはGKライコビッチに弾かれた。

 直後にはカウンターからザハビにシュートを打たれたが、GKアスミール・ベゴビッチがセーブ。同27分にDFジョン・テリーが負傷交代する場面もあったが、その1分後の28分、PA左手前で獲得したFKをウィリアンが直接沈めて、2-0。さらに同32分には、左サイドのババのピンポイントクロスをオスカルが頭で合わせて、リードを広げた。

 チェルシーは後半アディショナルタイム1分にもオスカルの右CKをDFクル・ズマがヘッドで合わせて、4-0。チェルシーが敵地で快勝し、首位ポルト(ポルトガル)が3位ディナモ・キエフ(ウクライナ)に0-2で敗れたため、得失点差でグループ首位に浮上した。しかし、3位D・キエフまで勝ち点2差と混戦となっており、チェルシーは最終節でポルトと対戦する。一方で、M・テルアビブの最下位が決定している。

●プレミアリーグ2015-16特集
●欧州CL15-16特集

TOP