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[シンガポール杯]新潟Sが4年ぶりに決勝進出! クラブ史上初の2冠へ王手

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[11.24 シンガポール杯準決勝第2戦 新潟S 2-1 グローバル]

 ヘイズ(煙害)のため延期となっていたシンガポール杯は24日、準決勝第2戦を行った。アルビレックス新潟シンガポールはホームでグローバル(フィリピン)と対戦し、2-1で勝利した。2試合合計でも3-1とし、新潟Sが4年ぶりの決勝進出を決めた。

 敵地での第1戦を1-0で制し、引き分け以上で決勝進出が決まる新潟Sが前半10分に幸先よく先手を取った。MF木暮郁哉がドリブルで攻め上がり、絶妙なタイミングでラストパスを受けたFW河田篤秀が、落ち着いてGKの脇下を右足アウトサイドで流し込み、先制のゴールネットを揺らした。

 2試合合計で2-0とした新潟Sは前半20分、相手のクリアボールを拾った木暮が右足で強烈なシュートを放ち、相手DFに当たってコースが変わるも枠を捉えていたがGKの好セーブに遭う。同40分には、木暮のスルーパスで左サイドを抜け出したMF向井勇祐がグラウンダーのクロスを送るも、勢いよく走り込んだMF水野輝がシュートに持ち込むことができず、1-0で前半を折り返した。

 逆転で決勝進出を狙うグローバルも後半開始から反撃に出る。後半5分、左サイドから攻め込み、上げたクロスから決定機を迎えるも、素早く飛び出したGK野澤洋輔に阻まれる。その後も畳みかけるように攻め込んだが、PA右から放った決定的なシュートもGK野澤の体に当たって、チャンスを逃す。それでも同21分、GK野澤のキックミスを見逃さず、ボールを奪ってゴールに流し込み、この試合を振り出しに戻した。

 2試合合計で1点差とされた新潟Sは後半25分にMF長崎健人を、同34分にFW多木理音を投入し、攻勢を強める。すると、同37分、カウンターから木暮を追い越していった河田にパスがつながり、フリーの多木が難なくゴールに流し込み、2-1。フィリピンの強豪に苦しみながらも新潟Sが勝利をつかみ、7月のリーグ杯制覇に続く、クラブ史上初のシーズン2冠に王手をかけた。なお、決勝戦は今月27日にホーム・ユナイテッドと対戦する。

(提供 アルビレックス新潟シンガポール)

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