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[CL]マンUはスコアレスドローでGL突破決まらず、最終節ボルフスと直接対決へ

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[11.25 欧州CLグループリーグ第5節 マンチェスター・U 0-0 PSV]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は21日、グループリーグ第5節1日目を各地で行った。B組のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はホームでPSV(オランダ)と対戦。ボール支配率は高かったユナイテッドだが、最後までPSVの守備を突破することができず、0-0のまま引き分けに終わった。なお、第6節は12月8日に行われる。

 勝てば1試合を残してグループリーグ突破が決まるユナイテッドは、代表戦で負傷したFWアントニー・マルシャルと、体調不良で21日の第13節ワトフォード戦を欠場していたFWウェイン・ルーニーが先発に復帰。DFマッテオ・ダルミアンが約1か月ぶりに公式戦先発を果たし、負傷していたMFマルアン・フェライニがベンチ入りしている。

 前半13分にFWルシアーノ・ナルシンがMFガストン・ペレイロとの負傷交代を余儀なくされたPSVに対し、ユナイテッドはボールを支配し、相手陣内でパスを回す場面が多く見られた。同21分、相手のパスミスからルーニーがグラウンダーのクロス。中央でマルシャルがスルーし、MFジェシー・リンガードがボールを受けて決定機となったが、2タッチ目が大きくなり、シュートを打つことができない。

 ユナイテッドは前半31分、DFダレイ・ブリントの右CKをMFモルガン・シュネデルランが左足で合わせたが、威力がなく、GKイェルーン・ズートにキャッチされる。同37分には、リンガードが右から斜めにゴール前に入り、ルーニー、FWメンフィス・デパイとのパス交換から左足シュート。跳ね返るをマルシャルが右足で狙うもGKズートの好セーブに阻まれた。

 スコアレスで折り返した後半3分、ユナイテッドは右に開いたマルシャルが上げたクロスにリンガードが飛び込んだが、ヘディングシュートはゴール左に外れる。同13分にはMFバスティアン・シュバインシュタイガーに代えてフェライニ、デパイに代えてMFアシュリー・ヤングを投入した。

 しかし、ユナイテッドはボール支配率こそ高いが前線での動きが少なく、さらに中盤当たりでのパスミスが目立ち、なかなかチャンスを作ることができない。同33分、浮き球パスをPA右で足もとにおさめたヤングの折り返しが相手DFに当たってフリーで走り込んだリンガードのもとに転がる。絶好のチャンスだったが、リンガードの右足シュートはクロスバー上に外れてしまった。

 最後の交代カードでMFフアン・マタを投入したユナイテッドだったが、PSVの堅い守備を最後まで崩すことができず、0-0のまま試合は終了。サポーターもブーイングを浴びせた。ユナイテッドは、この日ボルフスブルク(ドイツ)がCSKAモスクワ(ロシア)に2-0で勝利したため、2位に順位を下げた。さらに最終節は首位に立ったボルフスブルクとの直接対決となる。

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