MF遠藤保仁(G大阪)の最新刊『白紙からの選択』(12月12日発売、講談社刊)の発売を記念し、ゲキサカで始まった短期集中連載。書籍の一部を抜粋して、水曜日の朝に、お届けしていく。

　発売を今週末に控えた第5回は、遠藤が世論に対して一言もの申す!

この
機会に、
反論
します。

　実はずっと、「遠藤はマイペース」論に反論したいって思ってたんですよ。マイペースは〝それぞれのペース〟なので、僕だけがマイペースなわけじゃない。だから、もし僕がせっかちな人に「マイペースでいいね」って言ったら皮肉っぽく聞こえるでしょ?　逆もまたしかりで、僕に対する「マイペースでいいね」という言葉は、言われた僕にはまったく理解できないんですよ。ゆっくりしてればいいってもんじゃないからね。

　というわけで、この機会に反論します。確かに僕はマイペースですけど、皆さんにもそれぞれのマイペースがあるわけですから、「遠藤はマイペースでいいな」とは思わないでください(笑)。

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<書籍概要>
■書名:白紙からの選択
■著者:遠藤保仁
■発行日:2015年12月12日(土)
■版型:四六判・200ページ
■価格:1200円(税別)
■発行元:講談社
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▼これまでの作品は、コチラ!!
○第4回(12月2日公開)「きっと僕には、『プライド』がないんだと思う」

○第3回(11月25日公開)「基本、何も考えてません」

○第2回(11月18日公開)「14本のクラブを使い分けるように一本の足を使いこなしたい」

○第1回(11月11日公開)「代表選手は中途半端な気持ちであの舞台に立ってはいけない」