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ベニテスと選手の関係に言及するジェラード「現時点では少し壊れている」

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 LAギャラクシーに所属する元リバプールのMFスティーブン・ジェラードが、レアル・マドリーラファエル・ベニテス監督と選手たちの関係について言及している。

 クラシコでバルセロナに大敗して窮地に立たされているベニテス監督。フロレンティーノ・ペレス会長はベニテス監督の続投を明言したものの、指揮官がFWクリスティアーノ・ロナウドをはじめ選手たちと信頼関係を築けていない可能性が指摘されている。

 2004年から2010年の間リバプールでベニテス監督の指導を受けたジェラードは、イギリス『BTスポーツ』で現在の状況を以下のように語っている。スペイン『アス』が、そのコメントを伝えた。

「ラファは良い監督だ。僕はそう思っているよ。ただ、彼のスター選手との関係性について問うならば…。今の時点では少し壊れているような気がするね」

「会長はベニテスへの信頼を示した。だけどレアル・マドリーでは、それは大きな意味を持たない。何が起こるかを待って見てみないといけない」

 ジェラードは、ベニテス監督の考えを尊重しつつ、マドリーでは選手たちに歩み寄る必要があると主張した。

「ラファはチームのことを考える。個人を評価するのではなく、チームとしての哲学を持っているよ」

「けど、レアル・マドリーでは個人を基準に回っている。とりわけ、ロナウドなどのスター選手だ。だからラファはそれに合わせなければいけない。その逆ではないんだ」

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